44話 シリーズ じゅん君①〜東京天使登場〜

―――ガッツが信用!!!―――

その無計画ぶりが、一部地域で話題にもなっている未開封。なんと、今度は友人のトモちゃんとお笑い芸人「東京天使」を組むことに!!?当初は「本職はどうしたー――ッ!」とグラップラー刃牙のナレーター風に批判していたサムも、「じゃあオレ、マネージャーやるよ」と、ナッツぎっしり確かな満足スニッカーズを携帯電話に見立てて「あ、今かわります」と、タモさんから電話がかかってきた時の練習をするまでに。

剣山スポーツガーデンで二人がネタ合わせしていると、メガネをかけた女子高生が近づいてきた。「弟がひきこもってるので、元気付けて欲しい」と。二人はまだ事務所に履歴書も出していないのに、プロの芸人を偽り、弟と二人暮らしているという彼女の家に向かう。

未開封は弟のじゅんくんにドア越しに「お兄ちゃんら、はじめてネタ見せるで。じゅんくんに初めてあげるで」とニセ関西弁と安易な下ネタを…。「サム!音楽を流せ!」と、ラジカセから物哀しい音楽が流れ、一言「未開封です…ひきこもる程、金がありません」

すると、「入れ!」とじゅん君ン部屋のドアが開く。「天の岩戸がひらいたー!!!」と歓喜しまくる3人だったが、部屋に入った東京天使の二人はぶち切れたじゅん君に「パクるな」「サムい関西弁使ってんじゃねぇ」「そのフードはなんかの隠喩か」と散々なダメ出しをされる。

「まずな、関東人が関西弁使うってのがな、学園祭気分抜けてない証拠だろ」…二人がダメだしされてる後ろで、サムは置いてあったパツキン（金髪）の人形と目が合う。ガンをつけあった後「やんのかてめー!」と蹴っ飛ばすサム。しかし、人形は起き上がってサムにビンタを返してきた…。

サムと人形がしばき合ってるのをトモちゃんは目撃するが、未開封は「そんなんじゃないッス…!僕ら、ほんとに関西好きで、関東人の自分達が恥ずかしくなるくらい好きなんス!」と涙目でじゅん君に訴えかけてて気づかない。ちなみにお姉ちゃんは「ジュン君…お笑い詳しかったのね…」感動していた。

結局、一時間弱くらい説教されて開放された東京天使とサム。「あれ？なんでサムはボコボコになっとんの?」「未開封!人形動いてたって!人形!」