28話 SEX of エクソダスでござる（前編）

久々にレゲエおじさんとであった未開封。おじさんと一緒に飲んでいた中年男は、ありえない話を未開封にする。

自分は「セイ（性）レーン」という女だらけの星に行ったことがあると。
その星では、女だらけゆえにテストやアンケートの性別の欄で、必ず女のほうが先にくる*1。また男性用下着という概念がないので、男でもブラをつけなければならない、そして地球でのオッスという挨拶はメッスで、更年期障害にならないとなんか大人の階段登っていないような気がして、お赤飯の代わりに太巻きを食べるらしい。

「ブラをつけたり、職場で「男だからしょうがない」と言われた時は、つらかった。でも、役所に掛け合って男性専用車両を作ってもらった時はうれしかった」と、男は自分の苦労話を語る。「そして、地球ではぜんぜんモテなかったのに結婚できたのが最高にうれしかった」とも。

話を聞いた未開封は、「その星なら童貞を捨てられるかも!」と息巻く。
当時、飛び込みの選手だった中年男は、横浜国際プールで飛び込みしていた時、ワープしたという。パンツの代わりに水着をはいて横浜国際に向かった未開封。…しかし、そこには先客がいた。

飛び込み台から飛び込みを繰り返すのは「女だらけの世界を、久々に見てみたくなった」とのたまう有名女子高のOB、「ドレズ佐藤」。彼女も中年男から偶然にも話を聞いたらしい…彼女と未開封は当然反目しあい、そして例によって話は転がり始め、二人による飛び込み大会の開催が決定する!!

*1:女・男