外伝1 マダム・ピッコリの『世界（ザ・ワールド）』

サムとムニャラは、未開封がいつの間にかつれて来た老婦人、マダム・ピッコリについて気になりだす。特に、マダムに未開封をとられた様な気がしていたムニャラは「なんとしても突き止めるdeござる!!」と意気込む。

マダムを尾行（つけ）はじめた二人。途中、万引きGメンGメン（よーすんにただの傍観者）したり、壁に見事なグラフィティを施したり、駅前で踊っていた若者に最敬礼されたりするマダムを見て、疑いは更に膨らむばかり。やがてマダムは電車に乗り渋谷のクラブへ…。

外国人客だらけのクラブ、やがて喝采を浴びてステージ上に現れたマダムは、パンティを見せながら、逆さになってM字開脚したり股間や尻を強調したダンスを披露。

帰り道、「ババァのパンティみて盛り上がるなんて、大人って気持ちわりーな」と言ったサムの胸倉を掴み、「大人だって…色々あるんだよ!」と叫ぶムニャラ。ムニャラの頭の中では、あんなにいけ好かなかったマダムのパンティとケツが、なによりも力強く輝いていた…。