20話 インタビューwithブッチュブッチュ
母の心配を他所に、ラーメンを食いにはるばるまで神保町まで来た未開封とその一味。しかし、途中でムニャラがやっぱカレーが食いたいと言い出しひと悶着。結局ラーメン食った後カレー屋兼喫茶店にはいることにする。が、そこでは作家の菫川ねねねが友人の読子とインタビューの練習をしていた。ねねねがトイレに立った時、仲間におだてられた未開封は彼女が座っていた席に座る。本に夢中の読子は気づかずそのまま片手間のインタビューを続ける。「小説はいい子のもんだけど、俺のやってるのは悪いもんだからサ…」と、小説を一冊も読まない事をさらけ出す未開封。身を乗り出して、反論してきた読書狂の読子に向かって、未開封は言う「ウチのお袋みてーなこと言いやがって…」
未開封の生い立ち、母の存在とその反動。挫折した天才のルーツが今、明かされる!